「SAKURAドロップス」宇多田ヒカル

宇多田ヒカルについてはメジャーな曲が多く紹介するまでもないですが、自分の意見を書こうと思います。

SAKURAドロップス宇多田ヒカルの11枚目のシングルとして発表されました。基本的に宇多田ヒカルは恋愛の曲が多いですが、曲一つ一つがでイメージや芯がしっかりしているという印象です。この曲もそのうちの一つで、その世界観に圧倒されました。恋愛一辺倒だと世界観が交錯し聞きにくくなるアーティストが日本には多いですがその点において日本の中のアーティストでは宇多田ヒカルが飛びぬけている点かと思います。

宇多田ヒカルは歌がうまく、声が透き通り聞きやすいため演奏がチャカチャカとうるさくても声が聞こえるのでその点のメリットを生かした曲が多いですが、SAKURAドロップスは演奏にメリハリがあり、うまく構想も最上級と言えるでしょう。

メインメロディーを聴者に最初に聞かせることでそれをなぞるように聞くと曲とイメージがマッチし、非常に聞きやすくなる曲であると思います。